だんだん暑くなってきました(第6回)

皆さん、こんにちは!!今年度から新しく中川ゼミに入ゼミさせていただきHPを担当させていただくことになりました。一年の柴田 菜々といいます!1年間よろしくお願いします。
ゼミ活動が始まった最初のほうは本当に不安でドキドキしていましたが優しい先輩方に様々なことを教えていただき、だんだん慣れてきて楽しく消費者行動論を学ぶことができています!私も積極的に自分の意見が言えるように努力していきたいと思います。

5月26日(木)の第6回中川ゼミでは、『教科書①消費者心理学の第6章 消費者のブランドロイヤルティ』についてのレビューがおこなわれました。
そして今回も前回に引き続き円卓型でおこなわれました!!!

最初に行われたのは第5回で出題されたプライミング効果が使われているマーケティング事例の例について発表しました。そもそもプライミング効果とはあらかじめ受けた刺激によって無意識のうちに行動が影響を受けること(例えば、道を歩いていたらカレーのにおいがした→買い物をするとき気づいたらレトルトカレーを手にとっていた など)を指しますが、私たち自身に自覚がないため具体例を探すのはとても難しかったです。私が感心した発表は長谷川さんのスーパーマーケット内のパン屋で焼き立てのパンを出入り口付近で販売することによって嗅覚と視覚が無意識のうちに刺激されパンの購買につながっているのではないかということでした。私たちの身近にあるもので無意識のうちに購買行動が促進されていてそれに見事に乗ってしまっている私たちは面白いなと感じました。

そして本題の教科書①第6章消費者のブランドロイヤルティについてです。そもそもロイヤルティとは消費者がほかのブランドよりも特定のブランドを好ましく思い、選択し続けるということです。例えば自動販売機やコンビニのコーヒーでもいいのにわざわざスターバックスに行くのはスターバックスという場所が好きというブランドに対する愛着からきているものです。またほかのドトールやタリーズとは違ったスターバックスだけが持つ魅力や特徴があるからなのです。この例に限らず皆さんもこの製品は絶対このブランドがいい!といったようなこだわりなどがあるのではないでしょうか?
また私たちがほかの人に推奨することによってロイヤルティはさらに強く形成されます。その理由として、人間は一貫性を持たせようとするので推奨することによってそのブランドや製品の好意を再認識するためです。

次にブランドパーソナリティについてです。ブランドパーソナリティとは消費者がブランドに対して連想する人間の性格や特徴のようなイメージでありブランドそのものが性格や特徴を持っているわけではありません。例をだすとAppleは最新、革新的というイメージがありますがこれは『興奮』分けることができます。これをブランドパーソナリティといい細かな42の要素を用いて誠実、興奮、能力、洗練、素朴の五つの特徴にわかれます。(Aaker,1997)これらはブランドの名前や商品よりも記憶されやすくブランドの差別化に繋がっています。

次にブランドエクスペリエンスとは感覚、感情、知的、行動からなりそのブランドを通じて様々な経験や体験が行われることです。このブランドエクスペリエンスの研究(Kim&Chao 2019)からブランド経験はブランドイメージと愛着に正の影響を与えるということがわかっています。また消費者が特定のブランドの間に抱く心理的絆や結びつきやブランドを買い続ける、長く使いつ介ることによってけいせいされるものをブランドリレーションシップといいます。

このようにロイヤリティは①ブランドを知る②接点や経験から理解を深める③ブランドに対する感情的なつながりを強める④関心を高める、ブランドとの関係を構築する いじょうの過程において消費者の心理的な側通じて理解を深めることに重きを置きながら形成されていくことを学習することができました。

私たちが意識していなくても消費者とランドの間にはさまざまな関係がありブランドとは強く結ばれています。皆さんも日常生活おいて自分とブランドのつながりについてなぜこのブランドを使用しているのか、ほかのブランドより、この特定のブランドを使うのはなぜか、などを考えてみては面白いと思います。

だんだん熱くなってきましたが熱中症に気を付けて過ごしていきましょう!それではまた来週お会いしましょう!

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