梅雨の季節になりました(第8回)

皆さん、こんにちは!今年度から中川ゼミに入ゼミさせていただきHPを担当することになりました、2年生の栁本梓です。読みづらい部分が多々あるとは思いますが、温かい目で読んでくださると嬉しいです。これから、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

つい先日入ゼミしたように感じられますが、あっという間に6月半ばに差し掛かりました。この2か月間、初めての経験が多く緊張や不安を感じる時間が多かったですが、優しい先輩方に助けて頂いたおかげで少しずつゼミに慣れることが出来ているように感じます。これからは、今よりも成長できるように積極的にゼミに参加して頑張っていきたいと思います!

6月9(木)第8回中川ゼミでは消費者心理学①の第7章「消費者の意思決定」について学びました。まず、前回の宿題であった「ブランドリレーションシップ調査」についての発表を聞きました。この発表はブランドリレーションシップの調査を行い、その集計結果についてt検定を行いました。今回の課題から「利用したか」をチェックすることが重要であると学ぶことが出来ました。その他にも、t検定の結果報告ではパワーポイントを使うことや利用率の偏りをチェックするなど大切なことを先生に教えていただきました。この学びを、今後のゼミに活かしていきたいと思います。また、t検定を活用する機会が多々あると思うので再度復習をしていきたいと思います。

次に教科書①の第7章のレビューについてです。第7章では先述の通り、消費者の意思決定について学びました。商品の購入に至るまでに、私自身どのように意思決定を行っているのだろうと、自分の行動と照らし合わせて考えることが出来たため、非常に興味深い時間になりました。

まず、商品の選択肢が多ければ多いほど消費者に良い影響をもたらすのかということについて学びました。私は選択肢が多いことが全ての結果に良い効果をもたらすと勝手に認識していました。ですが、アイエンガーたちのジャム実験やチョコレート実験から、選択肢が多いことが消費者にとってプラスになるとは限らないと学び消費者心理学は奥が深いと思いました。

次に、消費者の意思決定方略についてです。皆さんは初めてUSBを購入する際、多くの選択肢から、どのように商品を選択しましたか。消費者の意思決定方略には多くの種類がありますが、大きく分けて「消去法」「総合評価」「その他」の3つに分けられます。また、意思決定に費やすコストの高低から、消費者の意思決定を分類することが出来ます。「そこそこ満足できる商品」が見つかるとそれ以上のものを追求しない満足化原理と「最高の一品」を求め続ける最適化原理の2つです。私は逐次消去法と単純加算型を組み合わせた段階型と呼ばれる方略で商品を選択していることが多いと思いました。皆さんは、どの方略で意思決定を行っていることが多かったですか。

最後に、サティスファイサーとマキシマイザーについてです。マキシマイザーとは最大化原理に従う人であり、サティスファイサーは満足化原理に従う人です。バリー・シュワルツによればマキシマイザーはサティスファイサーに比べて、購入意思決定に時間がかかるなどの主に6つの傾向があると述べられています。また、「くよくよ考えたり、思いめぐらしたりしがち」といった買い物以外でも傾向があるとも述べられています。私は満足化原理に従っていることが多いと感じることや、購入後に後悔することが少ないのでサティスファイサーではないかと思いました。皆さんは自分がどちらに当てはまっていると思いましたか。

梅雨に入り徐々に暑くなってきていますが、気温差がまだまだあるので体調管理には気を付けて充実した学校生活を送れるように頑張っていきましょう。今回はこの辺で終わりにさせていただきます。読んでくださってありがとうございました。それではまた来週お会いしましょう!

中川ゼミのtwitterアカウントはこちら