MRGP 中間報告会

 皆さん、こんにちは。2年の長谷川舞です。

 あっという間に長い夏休みが終わってしまいましたが、リフレッシュされましたか?遂に後期の授業がスタートしました。気持ちを切り替えて後期も頑張っていきましょう!

 さて、9/9(金)にMRGPの中間報告会がZoomにて行われました。私たち2年生は他大学の発表を聞くのが初めてだったということもあり、色々興味深いテーマの発表が聞けてとても刺激を受けました。各会場、様々なテーマの発表が繰り広げられたことかと思います。 

 今回はそんな各会場の発表内容や感想をまとめて記述していきたいと思います。

 

〈1班(第6会場)〉

 第6グループでは中川ゼミ第1班が発表しました。一番手の発表だったので、質問の時間が多く取ることができ、様々な意見を頂戴することが出来ました。

 私たちは大まかに言えば広告に出る人物がYouTuberかテレビタレントどちらの方がよいのか?という研究を進めているのですが、テレビタレント、YouTuberそれぞれの特徴をつかむのに苦労していて、2者を比べる際に様々な条件をそろえることが難しいという課題を抱えていました。しかし、意見の一つに一つの人物に異なるシナリオを提示することによって、どのような反応が得られるかを考えてみてはどうかというものがありました。私たちにとってはかなり革命的で、今まで視界が狭くなってしまっていたことに気づくことが出来ました。これからは一歩引いた視点で研究を見つめ直したいと思います!私たちのグループは各ゼミ素晴らしい発表ばかりでとても焦ってしまいました。特に武谷ゼミの方達の発表が素晴らしくて、現状把握から問題意識、仮説の立案までの道筋がとてもスムーズで腑に落ちるものになっていたので、私たちも良いところは吸収していきたいと思います!!!

 

〈2班(第5会場)〉

 こちらの会場では、合計7つの班が発表し先生方からご講評をいただきました。私たちの班は「企業にカラーユニバーサルデザインを取り入れてもらうには?」というテーマで発表しました。私たちも違和感を感じていた部分や気付けていなかった部分について、ご指摘とアドバイスをもらうことができ、今後どうしたら良いのか方向性を掴めた気がします。

 私たちの班以外では、①ウェルビーイングをテーマにしたもの、②インフルエンサーの妬みは広告評価に及ぼす影響、③広告のスピードに関するもの、④モバイル決済におけるブランドネームの影響、⑤セルフオーダーにおいて消費者の購買意欲を高める方法、⑥オンラインショッピングで触覚情報を喚起する方法などがありました。自分たちには思いつかなかったような視点で研究がされており、「おもしろい!」と思いながら聞いていました。

 今回の中間報告を糧に、今後の研究も頑張っていきたいと思います!!

 

〈3班(第1会場)〉

 第1会場では中川ゼミ第3班が発表しました。今回発表した研究テーマは「ストーリー仕立ての口コミは来店意欲を沸かせる?」というものでした。発表は2年生がしました。発表自体は上手くいったと思います。第1会場を担当された教員に福田教授がいらっしゃり、自分たちが研究しているテーマと似ている研究をされているお方で、多くの的確なアドバイスや改善点やこの研究のテーマに当てはまる論文を教えてくださいました。今回の中間発表でいただいたアドバイスや改善点を見直し、この研究をより良いものにしたいです!

 他の班の研究では井上ゼミA班の「香水販売のリスク削減制度」、松本ゼミA班の「ライブコマースの可能性」、石井ゼミA班の「聴覚とおいしさの感じ方」、中野ゼミA班の「~新時代到来~アパレル店舗内インタラクティブデジタルサイネージの顧客満足度への影響」、武谷ゼミA班の「AVATAR~アバターへの愛着~」、峯尾ゼミA班の「マッチングアプリを通しての性的欲求広告に関する研究」がありました。どれも面白い研究内容で興味を惹かれるものばかりでした。他の班の良いと思ったところなどは見習って次の発表などで生かしていきたいです!

 

〈4班(第4会場)〉

 第4会場で発表をした中川ゼミ4班はデジタルマーケティングをテーマに、インターネット広告の信憑性の低下を防ぐことを目的とした研究をしています。今回は仮説の立て方や研究概念図についてご指摘をいただいたので、改めて考え直し、熟考したいと思います。

 また、他大学の研究グループでも似たような研究がされており、より問題意識が高いテーマだと感じました。峯尾ゼミC班はコンプレックス広告における視聴者の反応についての研究をされており、広告の炎上へと繋げている消費者の特徴を掴むことで、コンプレックス広告の購買意欲はそのままに、炎上の起こらない広告の基準を探るような研究でした。私たち4班と似たテーマで他の視点の意見を聞くことができたので勉強になりました。

 他には松本ゼミD班の「Instagramにおいてインフルエンサーがどのように影響を与え、購買促進するか」についての研究、井関ゼミB班の「サブスクリプションであるYouTubeプレミアムへの加入を促進する説得的コミュニケーション」の研究、石井ゼミD班の「飲食店のメニュー表で味の評価が変わるのか」についての研究、大瀬良ゼミD班の「推し活」についての研究など、とても面白い研究内容ばかりで非常に興味を持ちました。

 また理解しやすく、興味をそそる発表が多く、発表の仕方やスライドの流れについても今後の課題で発見することができました。今回ご指摘いただいたことや自身の反省を本番までに磨きたいと思います。

 

 以上のように今回の中間報告で得られたことを生かして、今後の研究をより良いものにしていきましょう…!皆さんお疲れ様でした!

中川ゼミのtwitterアカウントはこちら