後期のゼミがスタート!

こんにちは!今回ホームページを担当します2年生の栁本梓です。皆さん、夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか? 夏休みが終わり、いよいよ後期の授業が始まりました。まだ、夏休み気分が抜けない部分はあると思いますが、徐々に気持ちを切り替えて後期のゼミも頑張っていきましょう!

さて、夏休み明けのゼミではまず第12章の課題であった「自分のアイデンティティと反する商品であったため、購入をやめた経験」と「自分のアイデンティティにあっていると感じて購入した経験」の発表を聞きました。私は内集団=おいしさや食べやすさ、外集団=健康志向・ダイエット向きでチョコレートの商品を選んだという発表が、自分も似たような経験をしていると思い出し印象に残りました。また、今回の課題を取り組む中で、アイデンティティによって購入を決定している機会が非常に多いと感じました。その他にも、自分の好みとアイデンティティを識別することが大切であるということも学びました。もう一度自分が提出した課題を見返し、好みとアイデンティティを識別出来ているか確認したいと思います。

12章の課題発表のあとは、相関係数について学びました。相関係数とは、2つの量的変数間の規則的な関係性のことで、散布図を用いて表します。rで表記される相関係数の特徴は、数値の絶対値の大きさが関係の強さを示していることです。その他にも、-1から1の間の数値を取ることやプラス・マイナスが関係の方向性を示していることも特徴であると学びました。得らえた相関係数が有意なものかを判断する方法は、無相関検定であることも学びました。また、相関係数は外れ値や疑似相関に注意する必要があると分かりました。疑似相関という言葉は初めて聞きましたが、第3の変数の影響によって本来は関連のない2変数の間に相関係数が生じることであると理解出来ました。例えば、「ある日のアイスの売り上げ」と「熱中症の患者数」の間には有意な正の相関があります。この相関には、気温という第3変数が影響しています。このように、相関があるからと言って全てが正しいという訳ではありません。自分が相関係数を使用する際は、気を付けなくてはいけないと思いました。その他にも、因果関係は原因と結果の区別をすることが出来ますが、相関関係は区別することが出来ないという2つの違いについても理解しておく必要があると分かりました。相関係数はよく耳にする言葉なので今回の授業で学んだことをしっかりと復習しておきたいと思います。

次に、1つの原因から結果の変数を説明する単回帰分析について学びました。単回帰分析の特徴は2つの変数の関係を1次関数で表すことが出来ることです。この一次関数はy=bx+aで表されます。この式のことを回帰式と呼び、bの傾きは回帰係数と呼ばれていることを知りました。回帰式では、予測された目的変数の値と実際の値の差である残差が生じることも学びました。単回帰分析はこれから使用する場面があると思うので、しっかりと復習したいと思います。

まだまだ、暑い日が続いているので体調には気を付けながら後期の授業も頑張っていきましょう。では、今日はこの辺りで終わりにしたいと思います。最後まで読んで下さりありがとうございました。それではまた来週お会いしましょう。

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