大阪経済大学との合同ゼミ!
皆さんこんにちは!今回のホームページは坂井が担当させていただきます。最近、朝晩の空気がぐっと冷たくなり、急に肌寒さを感じるようになりました。暖かい飲み物が恋しくなったり、厚手のコートを引っ張り出したりと、少しずつ冬の足音が近づいているのを実感しています。木々も茶色みがかっており、こうした季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期でもありますので、皆さんもどうか無理せず、温かく過ごしてください。

今日はzoomを使って、大阪経済大学の芳賀ゼミとの合同ゼミを行いました。私たちはMRGPに向けた研究を発表し、たくさんのアドバイスや感想をいただくことが出来ました。今回いただいたアドバイス、感想をしっかり取り入れMRGPの発表をより良いものにしていきたいと思います。今回発表していただいた、芳賀ゼミの方々は学部の4年生や修士2年生の方が多く、とてもレベルの高い研究発表が行われました。その中から個人的に興味を持った発表内容を紹介します。

私が興味を持ったのは修士2年生の方の「昆虫食経験と環境配慮、独自性主張の関係性分析」という発表です。内容としては昆虫食経験を環境配慮で説明してその背後に独自性主張を仮定したモデルを構築し、20代と50代との差異を研究するというものでした。幅広い先行研究を引用して仮説、概念図を作り、構造方程式モデリングや探索的因子分析などの分析手法を用い、結果考察を行いインプリケーションや今後の課題をまとめており、全体の流れが美しく綺麗にまとめられた発表だったと感じました。ただ発表によっては、強測定不変モデルや多母集団の同時分析など自分が知らない分析手法も出てきて、レベルの差を感じるとともに、まだまだ学習が足りないと思いました。1年間のゼミを通して、統計学やデータ分析を更に深く学びたいと夏頃から感じ始めていたため、今回の合同ゼミで感じた学習不足と、この気持ちを持ち続けて来年のゼミにも全力で取り組んでいきたいです。


