消費者行動(ゼミ第13回)
皆さんいいかがお過ごしでしょうか?最近は雨が多く、ジメジメとした日々が続いております。また九州豪雨の被害も心配されます。さて、第7回のゼミが7月16日に行われました。前半では山田一成・池内裕美(2018)「消費者心理学」の第8章から出題された課題のやり直しと第9章から出題された課題の発表。後半は柴田康順(2018)「心理統計の使い方を学ぶ」の第7章と第11章の発表が行われました。
前半の山田一成・池内裕美(2018)「消費者心理学」の第8章での課題の内容は、「フォーガスの感情混入モデルの中の実質型処理について自身の購買経験を当てはめて説明してください」というものでした。実質型処理とは構成的な課題であり、また処理に対する特定の目標が存在せず、認知に対する努力量が大きい場合のことです。発表ではCDショップでのCDの購入やテーマパークでのTシャツの購入が例に挙げ説明されました。
第9章での課題の内容は「自分自身の購買行動を振り返り、好みを慎重に考えたために失敗した購買を経験財の中から挙げ説明してください」というものでした。経験財とは食品や美術作品のような、優劣や善し悪しがここの属性によって定めにくく、全体的な印象が重要になるタイプの財のことです。発表ではコンビニで商品を買おうとしたが、潜在的にレジに多くの人が並んでいたためやめたこと等が例に挙げ説明されました。
後半では「心理統計の使い方を学ぶ」の第7章と第11章の発表が行われました。第7章はHADを使った因子分析の使い方を、第11章では論文の書き方についての説明がありました。これらはこれからのインゼミ研究で需要になってくる内容だと思います。きちんと学習し、寄り良いものをつくっていきましょう!