第11回 意思決定(前半)

皆さんこんにちは!中川ゼミナールです! 最近はどんどん気温が上がってきており暑い日が続いておりますが、体調管理はしっかりできていますか?季節の変わり目は体調を崩しやすいので気を付けましょう!

さて、今回は我々消費者がどのように意思決定をし、その意思決定が購買行動にどのように結びつくかを学びました。今回学んだことはたくさんあるのですが、その中でも私が面白いと感じた部分を紹介していきます。

皆さんはスーパーなどに行って「5割引き!」というポップを見たとき何も考えないで衝動的にすぐ購入した経験はないでしょうか?きっと誰もが一度は経験したことがあることでしょう。このような消費者の購買行動のこのを「習慣的意思決定」といいます。これは低関与の決断で、消費者は環境的な手掛かりで意思決定をしています。このように頭を使わずに意思決定することは実際には何を買うかを考慮するより効率的なんです!なぜならば、購入に使うエネルギーを最小限に抑えられるからです。

次に突然ですが皆さんは大正製薬のリポビタンDのCMを見たことはあるでしょうか。見たことある方はわかると思いますが、CMの途中で「タウリン1000㎎配合!」と言っています。1000と聞くとたくさん入っていて体に良いのでは?と思うかもしれませんが冷静に考えてみてください。1000㎎=1gです。リポビタンDは100ml入りです。つまり、100分の1しかタウリンは入っていないということになります。このように実質的には同じ意味を表す選択肢であっても、その表現方法などが異なるだけで全く逆の選択をしてしまう現象のことをフレーミング効果と言います。これは様々な場面で利用されています。 例えば、50%offと半額。遊園地などでの1時間半待ちと90分待ちなどです。

そして今回のPowerPointの課題は「フレーミングによって意思決定が変わる例を挙げなさい。」と「知覚リスクの5つの種類について、マーケターはどのようにリスクを回避するよう、消費者に訴求しているか。それぞれ実際の具体的な例を挙げて説明しなさい。」という課題でした。 一つ目の課題は映画館の上映時間や新幹線の年度の問題などの例が挙げられました。2時間半=150分、2020年度まで=18か月あるなどということです。 二つ目の知覚リスクとは金銭的リスク、機能的リスク、身体的リスク、社会的リスク、心理的リスクの5つのリスクのことです。金銭的リスクはBooking.comやスカイスキャナーなどといった料金を比較することができるサイトやアプリなどが取り上げられていました。機能的リスクはドモホルンリンクルなどのお試し期間を設けていることが説明されていました。身体的リスクは油や、こんにゃく畑などの注意書きについて説明していました。

授業の後半では、Exelを使って心理統計を行いました。今回は教科書の第8章のところを勉強しました。 最近はグループごとでの活動が多くなって仲間同士での絆が深まっている気がします。これからもお互いに協力して頑張っていきたいと思います!

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