MRGP最終報告会(駒澤大学)

みなさんこんにちは、師走も佳境の季節となって参りましたがどうお過ごしでしょうか。私たち中川ゼミは2019年12月8日(日)に駒澤大学でMRGP最終報告を行いました。当日は、大東文化大学五十嵐ゼミ、成蹊大学石井ゼミ・井上ゼミ、東洋大学大瀬良ゼミ、駒澤大学武谷ゼミ・中野ゼミ、名城大学中川ゼミの計30グループ、149名が出場しました。午前中は駒澤キャンパスで予選を行い、5つの会場(1会場に6グループ)の中から1グループずつが選出され、午後からは深沢キャンパス・アカデミーホールにて決勝を行いました。

次に私たち中川ゼミが発表した研究の概要を記述します。

TEAM★NAZESの研究テーマは『どのような商品キャラクターが購買につながるか?~消費者の関与度による比較~』でした。お菓子のパッケージに付与されている2つのタイプ(直接・間接)に分類されるキャラクターと比較対象としてのキャラクターなしのうち、どれが最もパッケージに対しての好感度を高め、購買意欲を促進させるかを関与の尺度(高関与・低関与)によって検証しました。

Sense班は『ブランドカラーに背景色を合わせる事で購買意欲に影響するのか~製品関与、性格の視点から~』を研究テーマとし、個人の差異について研究しました。本研究では特に、広告の背景色が与える印象の違いに関する研究とし、コカ・コーラ、ペプシコーラを例に取り上げました。

たまご豆腐と焼き鳥班は『観光地に行きたくなる写真の特徴~人物と時間帯による比較~』をテーマとし、コト消費について研究しました。内容は、「人物の有無」と「撮影された時間帯」の異なる画像を比較し、観光地の評価がどのように異なるのかを明らかにするというものでした。

私たちはこの研究を仕上げるのに、たくさんの時間を費やしてきました。授業の空きコマだけでなく、授業終わりにもグループの皆で夜遅くまで情報処理室に残って作業してきました。2年生のみで構成されたグループは研究の進行の仕方に悩みながらも試行錯誤しながら行ってきました。
今回のMRGP最終報告会に向けて、私たちは9月に行われたMRGP中間報告会での他大学の学生や教授のアドバイスを踏まえて研究内容を再考し、最終報告に向けて研究の質を高めてきました。時にはグループ内で意見が対立したり、思うように研究を進めて行くことができなかった時もありましたが、最後まで諦めずにチーム一丸となって、頻繁に集まることで、最終的には納得のいく研究に仕上げることが出来たと思います。

今回のMRGPではたくさんのことを学ばせていただきました。毎年決勝進出を果たしている駒澤大学・中野ゼミさんの発表を観たとき、自分の力不足を痛感しました。特に強く感じたのは「研究の厚み」において他大学と歴然たる差があることでした。これは研究内容というよりは、研究が細部まで作り込まれているか否かということです。今回のMRGPでは、惜しくも決勝進出を果たすことはできませんでしたが、来年度ではこの悔しさをバネに更なる成長につなげていきたいと思います。そして、来年度こそ、MRGP決勝の舞台に立ち優勝したいと強く思いました!!

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