18回目のゼミが行われました

朝晩肌寒く感じられる日が増えてきました。衣替えもそろそろかもしれません。

さて、第19回のゼミが9月24日に行われました。

今回は初めに山田一成・池内裕美(2018)「消費者心理学」第13章から出題された課題の発表が行われました。課題の内容は所属と愛の欲求、承認の欲求、自己実現欲求の3つの自身の例を発表する、というものでした。所属と愛の欲求は、愛情ある関係、親愛の情をもって誰かとつながっていたいという欲求であり、承認の欲求は、自己尊重や他者からの承認に対する欲求であり、自己実現欲求は、自己充足への願望、よりいっそう自分自身であろうとする願望、独自性欲求であります。所属と愛の欲求の例では、ディズニーランドでのおそろいのカチューシャ、誕生日プレゼントのハンカチなどがあげられました。承認の欲求の例では、ブランドの時計、靴、財布などがあげられました。自己実現欲求の例では、イラストを描くためのペン、音楽配信サービスの有料登録などがあげられました。

次に、Boven & Gilovich (2003)とHowell & Hill (2009)とCaprariello & Reis (2013)のまとめの発表がありました。経験と所有物のどちらが幸福度が高いのか、というところは非常に興味深いところであると思いました。

 

最後に、「心理統計の使い方を学ぶ」の第14章、第15章の実習を行いました。第14章では、多変量解析の回帰分析、2要因分散分析などの説明がありました。第15章では、効果量や信頼区間を用いた分析結果の「解釈」について説明がありました。

「心理統計の使い方を学ぶ」の教科書の内容は、研究で必ず必要になってくる知識であるので、実際に使えるレベルまで仕上げてゼミでの研究や卒論に生かしていけるように頑張っていきましょう!

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