MRGP中間報告会

朝晩の風が冷たくなり、そろそろ秋を肌で感じるようになってきました。大学では9月14日からいよいよ後期の授業が始まります。

9月11日にMRGPの中間報告会が行われました。今回はコロナウイルスの影響で、オンラインでの実施となりました。7大学8ゼミ30グループ、150名ほどが参加しました。私たち名城大学は、4つの部屋に分かれてそれぞれの会場で発表を行いました。

このような仕様上、他の班の様子は分からないので、私がいた会場を紹介しようと思います。質問等はチャットを通して行っていました。

最初の発表は、東洋大学の大瀬良ゼミでした。研究目的は、ストレスが動機となる贅沢品の購買においての購買行動の変化を探るというものでした。コロナ禍でストレスを感じている人が増加したことに着目したこの研究は面白そうな研究だと感じましたし、グラフやイラスト、文字の大小をうまく使い分けていて、パワーポイントがとても見やすく、理解しやすかったです。

2番目の発表は、私たち中川ゼミでした。私たちの班の研究目的は、健康食品の選択を促進させるために、消費者に適切な栄養成分量を栄養強調表示を用いて認識させるというものです。他のグループや会場担当の先生からは「スライド番号が分かりにくい」、「仮説導出がない」や「全体的に複雑で分かりにくい」といったような意見をいただきました。この意見をもとに、指摘されたところを直してより分かりやすいものにしていきたいと思います。

3番目の発表は、青山学院大学の石井ゼミでした。研究目的は、大人数が与えるCMの効果とはというものでした。毎日目にするCMの出演者の人数に着目したのは面白いなと思いました。ただ、大人数の定義が曖昧でそこがはっきりしていると分かりやすく聞けたかなと思いました。

4番目の発表は、駒澤大学の武谷ゼミでした。研究目的は、健康を運動面からだけでなく食事面からも維持するため、オーガニック食品に着目した健康増進を目的とするものでした。オーガニック食品は、スーパーの店頭などで見かける機会が増えたけど、値段が高いというイメージがあるので、どのようにして消費者に手に取ってもらえるかを研究するのも楽しそうだなと思いました。

5番目の発表は、駒澤大学の中野ゼミでした。研究目的は、やりたくない気持ちからの先延ばし(受動的先延ばし)をする人に対して、あえて先延ばしする(能動的先延ばし)ことを促す方法の解明というものでした。タイトルからして面白そうだなと感じました。仮説導出も分かりやすいもの出会ったなと感じました。しかし、どこがマーケティングに活かせるものか分からず、そこがはっきりしているともっといいなと思いました。

最後の発表は、大東文化大学の五十嵐ゼミでした。研究目的は、買い溜めの抑制に関するものでした。コロナの影響で起きたトイレットペーパーなどの買い溜めに着目した面白い研究だなと感じました。中間報告の段階でどのように調査を行うのかについて、細かく決まっていたので、これから調査方法を決めていく私たちにとって、どのようにしたらよいか参考になりました。

今回の中間報告会では、パワーポイントの作り方や仮説導出の書き方など、いろいろと参考になりました。先生や他の班の方からいただいたアドバイスを反映させて、最終報告会で良い発表ができるようにしたいです。

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